シクロペンタシロキサンは揮発性のサラッとしたシリコンで、それがベースなので仕上がりはさらさらしっとり系だと思います。お顔なら生きた細胞ですので、その後のケアで強クレンジングのマイナスを取り戻すことができるかもしれませんが、髪の毛は死んだ細胞、強クレンジングによるマイナスを取り戻すことはできません。あっ特筆するべき成分としては「ビス（Ｃ１３－１５アルコキシ）ＰＧアモジメチコン」がありました。美容院の現場で美容師として働く傍ら「ヘアカタログ雑誌」「ヘアショー・ファッションショー等でのモデルさんへのヘアメイク」等にも参加。紅茶ベースに、カモミールやミモザなどまさに、アロマの香りがして癒されます。こちらのスキンケアも大好きですがヘアシリーズも良いですね。ノンシリコンシャンプーですがギシギシ感はなく、しっとり指通りよくコンディショナーも、なめらかでヘアセットのまとまりも良かったです。シャンプー&トリートメント共にしっかりとシリコンが配合されている製品の口コミは非常に興味があります。まあ一昔前の市販シャンプーレベルのシャンプーなので「そうだろうな」という感じですね。■全国有数の激戦区に本店を構える美容院に10年間勤務(その内、8年間を雇われ店長を経験)最後にちょっと気になるのが、「これがノンシリコン？？」ということです。厚塗りメイク(濃密シリコン処方)をして、それを強力なクレンジング(強洗浄力のシャンプ)で除去するということですので、厚塗りメイクで見栄えは良いですが、強クレンジングで負担はかかるのではないかと(>_<)こちらのシャンプー＆トリートメントに限ったことではありませんが、厚塗りメイクをした方が仕上がり感はとってもいい感じなので、それ自体を否定はしないのですが、その場合はそれなりのリスクもあるので、それをご理解の上で利用されると良いと思います<m(__)m>あれ？THE安価な市販のシャンプーという作りで、当ブログのシャンプー評価の基準的にはおすすめする要素がほとんど見つかりません。まあ完全なるシリコンではないからノンシリコンを謳っても良いんですかね？個人的にラウレス硫酸ベースのシャンプーはきしみやすいのであまり好きではありません。ラウレス硫酸Naは洗浄力が強く毛髪や頭皮に負担になりやすい洗浄成分。一応それを補うために保湿剤のグリセリンが多めに配合されていたり、コカミドプロピルベタインという低刺激洗浄成分が配合されています。しかも「ノンシリコン設計」と書かれているのに、シリコン配合しているし…「マジか…」という感じです。水、シクロペンタシロキサン、ジメチコン、ステアリルアルコール、セタノール、クリサンテルムインジクムエキス、加水分解シルク、マンジュギク花エキス、ホホバ種子油、ローマカミツレ花エキス、グリセリン、ＤＰＧ、ステアルトリモニウムクロリド、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、イソノナン酸イソノニル、ジステアリルジモニウムクロリド、イソプロパノール、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベヘントリモニウムクロリド、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ステアリン酸グリセリル、コカミドＭＥＡ、トコフェロール、エタノール、クエン酸、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 、BG、フェノキシエタノール、香料4つのゴールデンエキス配合と書かれていますが、これらはただの保湿成分です。(メーカー説明でも保湿成分と記載です。)この場合シリコンがダメと言いたいわけではなくて、シリコンに頼らなくてはいけないくらいベースが・・・と思ってしまいますよね(>_<)が…とりあえず成分解析&口コミをチェックしていきます。いつもながらシャンプーで一番大事な洗浄成分は、ラウレス硫酸Ｎａベースです。ちなみに上記画像一番上の赤枠には「アミノ変性シリコーン誘導体」と書かれています。シャンプーと同じように4種の保湿成分などいろいろ配合されていますが、シリコンベースですのでほぼほぼ質感はシリコンで作られています。で、シリコンは仕上がりを誤魔化すことが出来るので、シリコン製品が高評価になりやすいです。とすると、シリコーン誘導体、つまり「少し改変してあるからシリコーンとは言わないよ。だからノンシリコン！！」ということなんですかね？ですので、あまり厚塗りメイク＆強クレンジングは好きではありません<m(__)m>洗浄力は強く、それを補うためにシリコンが配合されているような作りなので、僕はあまりお勧めしません。でも、上記画像、真ん中の赤枠には「アミノシリコーンです」と書かれています。コンディショナーがバリバリのシリコンベースなので、そのシリコンをはがすためにこれだけの強洗浄力が必要なんだと思います。(コンディショナーの解析も記事後半にしています)乾燥、くせ、太い、多い、硬い…などが気になる髪質です。使用感も期待していたのですが、かなりキシキシします。泡立ちはとても良いのですが、私の髪には合わず、乾燥からか頭皮も痒くなります。ということを考えると、あまりお勧めは出来ないかな・・・という感じですね。でもこれだけシリコンベースなので結局シャンプーの洗浄力が強くなってしまっていると思うので、あまり個人的に好きな作りではありません。シャンプー解析中にも少し触れましたが、ベースがガツンとシリコンです<m(__)m>なぜなら一般消費者的にはシャンプー&トリートメントの良し悪しの判断基準は仕上がり感。■2019年現在、独立して10年。数店舗の美容院出店を経験し、現在はすべて譲渡。一人美容院を経営中。一人一人のお客様をこだわりの技術で施術中です。そしてそもそもこのページは「ヘアケア用シリコーン一覧」が掲載されています。解析中にも記載しましたが、「ビス（Ｃ１３－１５アルコキシ）ＰＧアモジメチコンはシリコンじゃないのか？」と、調べてみました。が、、、やはり洗浄力の強いオレフィン（Ｃ１４－１６）スルホン酸Ｎａも配合されているなどやはり基本的には洗浄力が強い作りになっています。ちなみに「ビス（Ｃ１３－１５アルコキシ）ＰＧアモジメチコン」というシリコンは、スムース感の向上を狙えるシリコンなので、強い洗浄力で軋むのを誤魔化すためのスムース感なのかな…という感じです。水、ラウレス硫酸Ｎａ、コカミドメチルＭＥＡ、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、オレフィン（Ｃ１４－１６）スルホン酸Ｎａ、クリサンテルムインジクムエキス、加水分解シルク、マンジュギク花エキス、ホホバ種子油、ローマカミツレ花エキス、オウレン根エキス、ポリクオタニウム－１０、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、クエン酸、ポリクオタニウム－４７、オキシベンゾン－４、ビス（Ｃ１３－１５アルコキシ）ＰＧアモジメチコン、ＢＧ、ココイルアラニンＴＥＡ、ＰＰＧ－７、トコフェロール、ペンテト酸5Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料ここには多種多様なヘアケア用シリコーンの一覧が載っています。で、ここを見るとシリコーンの一つとしてビス（Ｃ１３－１５アルコキシ）ＰＧアモジメチコンが記載されています。

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