麻雀お役立ちツール 点数表。「麻雀のすべて」はこれから覚えようという初心者から、より強くなりたい上級者まで、全雀士に贈る麻雀総合サイトです。講師の土田浩翔プロによる動画とテキストで、麻雀についての基礎、用語、ルール、麻雀役、戦略をわかりやすく解説しています。 まずはざっくり1分くらいで読める符計算の基礎知識から。 符というのは役とは別の「アガリの型」に付く点数です。 麻雀のアガリ点は、役の数×符で計算されるのでこの符計算が点数計算のためには必須となります。 積み棒1本につき1000点; 連風牌は2符とする; 切り上げ満貫を採用 (3飜60符･4飜30符に適用) ただ、いったん、この法則は覚えなくてもよいです。覚えてたら大変なので！あと、この符計算＋点数早見表の融合シートを持っていけば、あなたも点数計算をマスターできているといっても過言ではありません。ちなみにカンをしたりすると、50符越えになってしまいますが、まあレアケースということでそのときは他の人に計算してもらいましょう。符計算のやり方を覚えることと点数早見表の暗記は麻雀のルールを覚えるうえで鬼門です。ちょっとごちゃごちゃしてて恐縮ですが、これ一枚で点数申告ができます！ただ、5分で暗記するのはキツイと思うので、まずは参照しながら使っていきましょう。そして、符計算表と早見表を交互に見るのはめんどくさいと思うので、合体してみました！麻雀役もいっぱいあって覚えるのがめんどくさい感はあるものの、役はまだ夢があるというか、「おーこんな役があるのかー！」みたいな面白さもありますが、点数計算は面白さ皆無。・1,9,字牌の暗刻(8符)＋愚形(2符)+アタマが役牌(2符)ここでは符というものがあって、それによって点数が決まっているというところだけ覚えておきましょう。じゃあ次いきます。じゃあ、どうやって点数計算をするのか、というと代表的な型に当てはめて計算します。で、この符は、鳴きの有無、メンツに暗刻はあるか、待ちは愚形か、アタマは役牌か、などによって加算されていきます。ここまでもっともシンプルな点数計算の覚え方を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。麻雀のアガリ点は、役の数×符で計算されるのでこの符計算が点数計算のためには必須となります。符が上がるのは基本符以外で12符以上付くときなので、要は12符超えになればテンパネ（符あがり）します。これは符と役の数が分かれば、点数がわかるというスグレモノで、だいたいの打ち手はこの表を暗記してます。・1,9,字牌の明刻(4符)＋2~8の暗刻(4符)＋愚形(2符)+アタマが役牌(2符)一応一つ符が繰り上がるところまでは考慮にいれているのですが、これもある程度型が決まっていて、覚えるべきは以下の３つだけ。もしかしたら符が上がるかもなーと思ったら以下の表を参照ください。１，９、字牌の暗刻が2つ以上あるような場合でなければ、基本的には上の図で対応可能。20符になるのは平和ツモ、七対子なら25符、鳴きのふつうの手は30符みたいな感じで、役によって符を見分けようという作戦です。・1,9,字牌の暗刻（8符）が1つと2~8の明刻(2符)＋愚形(2符)で、符計算が出来ても30符１翻が何点か分からない、となったら点数申告はできません。そこで今日は、どの麻雀本、麻雀サイトよりも簡単に符計算を5分でざっくりマスターして点数申告ができるようになる方法を紹介していきます。 また、極端な話では、大三元や国士無双、九蓮宝燈など役満も点数が決まっているので、当然符計算をする必要がありません。1,000点を基準に点数が倍になっていきますが、3,900や7,700など中途半端な数字が登場することに注意してください。どちらも同じような形のタンヤオなのですが、実は点数が違います。麻雀では「高点法」といい、簡単に言うと「自分にとって一番点数が高くなる計算方法」を採用しています。なので自分の都合のいいように判定しても良いことになります。また、七対子は25符固定です。この場合も符計算をする必要がありません。答えはBですね。これは見れば明らかですが、3枚集めるよりも4枚集めるほうが難しいに決まっています。シャボ待ち自体は0符ですが、あがった場合に暗刻の4符または、明刻の2符が付くことに注意してください。ちなみに、すでに気付いた方もいるかと思いますが、20符と40符では登場する点数が同じです。同様に、30符と60符、40符と80符、50符と100符が対応しています。ちなみに親の点数は、ツモった場合「500オール」のように「○○オール」といいます。「ツモ1,500です」と言わないようにしてください。符の計算方法が分かれば後は点数を暗記です。無理に覚えようと思って丸暗記するよりも、やっているうちに自然と覚えてくるので、無理しなくても大丈夫です。役はタンヤオの1飜です。つまり、この手は40符1飜で確定です！50符に届きやすいパターンとしては、暗槓した場合や暗刻を持っている場合などに40符では収まらず50符以上になるケースがあります。全あがりのうち約60％は30符なので、今まで解説してきた30符の点数計算表がそのまま使えます。その他に覚えるべきなのは20符と40符で、これで9割は習得したことになります。余裕があれば七対子と50符も覚えてください。60符以上はほぼ出てこないので覚えなくて大丈夫です。符を数え方は3つのパートで構成されています。どんなアガリでも最低20符はつくので、後は何符積み上げられるか、という話になってきます。この場合のみ30符を下回ります。これは後程詳しく解説しますので、ここでは30符を下回る場合があるということだけ頭の隅に入れておいてください。前項では同じ1飜でもあがりの形や難易度で点数が異なると解説しましたが、どの程度点数が変わってくるのかを解説します。すべてのあがりの約6割は30符になるので、ここを覚えれば約半数覚えたことになります。といっても30符だけ覚えればOKという訳ではありませんが。すべてのあがりの約6割は30符ですが、40符は約26%を占めています。単純計算で4回あがると1回ぐらいは40符になる計算です。登場する数字は七対子の25符と1ずつずれています。七対子の点数とあわせて覚えましょう。さて、あがったときに毎回、毎回、符計算をしなければいけないのでしょうか。1飜の点数がなしなのは、20符は平和をツモした場合のみ登場するのですが、その場合平和（1飜）＋門前ツモ（1飜）になるので必ず2飜になります。答えはAです。自力で同じ牌を3枚集める方が難しいです。ポンをした方が、1枚相手からもらえるので難易度は低くなります。また、ポンやチーをすると「門前ロンの10符」の条件から外れるので、40符に届く可能性が低くなります。つまり、1回でもポンやチーをするとほとんど30符となってしまいます。20符の登場頻度は8.4%なので、10回あがって1回あるかないかという確率になります。確率的にはそんなに高くはないですが、ぜひ覚えておきたいところです。七対子の点数は牌の構成などに左右されず、25符で固定されています。この25符という点数は七対子専用の点数と思って問題ありません。他にも、ツモなのかロンなのか、最後の待ちの形は何なのか、など他の部分でも難易度に差が出てきます。鳴かないで黙聴（ダマテン）にした場合も門前ロンの10符が付きますが、リーチした状態でロンあがりをすれば当然門前ロンの10符が付きます。といっても、初心者の方がいきなり20符～50符まで全て覚えるのには時間がかかるので、コツ紹介します。七対子が2飜の役なので1飜のあがりはありえません。点数も倍で丸まっているので覚えやすいと思います。結論から先にいうと、20符は平和をツモした場合のみ登場します。ただ、60符以上が登場するのはまれなので、無理に覚えたり、計算するよりも早見表を見たほうが早いです。1,600点を基準に点数が素直に倍になっています。なお、25符1飜の点数はないので注意してください。20符の点数と40符の点数は連動しているので一緒に覚えましょう。通常はツモあがりをした場合にツモあがりの2符が付きますが、平和のみ例外的にツモあがりの2符が付きません。また、平和には刻子が存在せず、雀頭も役牌以外でなければならないため、他の部分で符が付きません。その為、平和をツモあがりした場合は必ず20符となります。七対子では必ず25符の点数になるので符計算をしなくてもよく、ある意味計算が楽かもしれません。複合系の場合は高点法により自分の都合の良いように解釈することができます。25符は七対子専用の点数で七対子であがった場合しか使用しませんが、50符の点数と連動しているので一緒に覚えてしまいましょう。符計算を覚えると点数が正確に出せるほか、接戦にも対応できるようになります。また「点数計算できない・・・」といった負い目を感じることもなくなると思います。同じタンヤオでも牌の構成によって微妙に難易度や点数の差が出てきます。例2で親だった場合は、40符1飜だったので、2,000点となります。基本符が20符なので、22符以上ならば切り上げで30符になるのですが、例外的に30符を下回ってしまう場合があります。これを計算すると、基本符20符＋16符＋2符＋10符＝48符になります。30符では1飜が1,000点でしたが、40符では1飜1,300点となります。そこから飜を積み重ねるごとに点数が、倍々になっていきます。覚える順番としては、登場頻度を考慮して30符→40符→25符です。何度か解説していますが、満貫以上は点数が決まっているので、満貫や跳満に「役」が到達してしまえば、符の計算はしなくても大丈夫です。牌の構成に付く符は上図のようになっています。ここは暗記の部分なので頑張って覚えましょう。今回のあがりでは「単騎待ち」扱いで2符付けて良いことになります。役は「発」があるのみで役牌の1飜です。今回の例では40符1飜となります。点数計算表を全て暗記するのには大変なので、よく出現する部分だけをまずは覚えていきましょう。なお、4飜の7,700点を切り上げ満貫にするルールもあるので注意してください。気がついた方もいるかもしれませんが、子の30符のあがりと出て来る数字が一緒です。そういった意味では覚えやすいかもしれません。難易度だけで考えると、ロンよりもツモの方が難しいはずです。今までの法則に則って考えると難しい方が符が高くなりますが、今回は何故か逆になっています。暗記する部分も多くすぐにマスターするのは難しいですが、覚え方を紹介します。【可能性高い】1.9.字牌を暗刻で持っている（＋8符以上が付く）これは「ツモかロンか」と「ポンやチーをしていないかどうか」で決まってきます。セン、ニセン、ザンク、ナナナナ（チッチー）とリズムよく覚えていきましょう。ツモの場合は門前（メンゼン）でも、ポン・チーをしても一律で2符付きます。ロンの場合は門前の場合だけ10符付きます。順番に解説していきますが「基本的には難しい方が符が高くなる」というのが原則です。基本符の20符に牌の構成と待ちの形、あがり方を足して、1のくらいを切り上げたものが符になります。例外的に平和はツモ20符、ロン30符と決まっています。符計算する必要がないので楽ですが、しっかり覚えておきましょう。平和ツモを30符で申告する人をたまに見かけます。現時点では基本符の20符とポンの2符で22符です。1の位は切り上げなので、現時点では例1は30符といまえす。当サイトで解説する点数計算は七対子と50符で最後となります。登場頻度としては2.5%とあまり高くはありませんがぜひ覚えて欲しいところです。これらの条件を満たすと40符以上に符が上がっていく可能性があります。逆にこの条件に合わない場合は、だいたい30符と思って大丈夫です。もちろんレアケースに遭遇する場合もありますが、あくまで目安として覚えて置いてください。全部のあがりに占める符の分布です。オンライン麻雀天鳳でのあがったプレーの合計から集計しています。50符の点数は七対子（25符）の応用が効くので、一緒に解説します。登場頻度は2.7%なので、100回中2～3回登場する程度です。Copyright (C) 2020 麻雀研究 All Rights Reserved.以上で点数計算講座は終了です。最後までお読み頂きありがとうございました。点数早見表も作成したので、こちらも活用し麻雀の上達や勉強の助けになれば幸いです。平和をロンあがりした場合は必ず30符となります。基本符の20符に門前ロンの10符が付きますが、その他の部分で符が着かないため30符止まりとなってしまいます。シャボ待ちは0符で、待ちの形には符が付かないのですが少しだけ注意点があります。あがりの約6割は30符なので、何も考えずに打つとだいたい30符なので、別に毎回毎回符の計算はしなくても大丈夫です。40符以上になりそうな可能性があればその段階で計算してみてください。逆に言うと、ポン、チーをしてしまうと30符になりやすいとも言えます。初心者にとって難しい部分でもあり、また暗記の項目も多いため1日でマスターするのは難しいですが、ゆっくりと覚えていけばそのうち自然にわかるようになります。とはいえ、すぐに完璧に覚えるのは難しいので、やりながら徐々に覚えて行けば大丈夫です。今の段階ではなんとなくでOKです。繰り返しになりますが、基本的には「難しい方が符が高くなる」というのがルールです。点数は20符と40符、25符と50符、30符と60符が対応しています。なので、片方覚えればずらすだけで、もう片方の点数も覚えることができます。門前でロンあがりをし、刻子または槓子がある、もしくは役牌の雀頭があれば必ず40符以上になります。30符と違い3,900点とか7,700点のような中途半端な点数がなく、シンプルに2倍した点数なので覚えやすいかもしれません。ざっくり言うと、上の3つは「2符」が付くが、下はあがり牌が2種類あるので符が付かないということです。難しいあがり方をすると、2符が付くという理屈です。麻雀のあがりはこの5種類しかないので、絶対にどれかに当てはまることになります。ここまで覚えれば、30符（60％）＋40符（26％）で全体の8割以上カバーしたことになります。次は20符（8.4％）に触れてみます。さらにここまで覚えれば、9割以上マスターしたことになります。親の場合は、イチゴ、ニック、ゴッパ、ピンピンロクと覚えましょう。のように×2、×2と増えていっています。1・9・字牌は単純にそれを２倍するだけなので、２～８の数牌だけ覚えれば1・9・字牌も覚えられます。1,300点を基準に点数が倍になっています。中途半端な数字が登場せず、素直に2倍にした点数になっているので覚えやすいかと思います。門前ではツモよりロンの方が符が高いのはおかしいと思いませんか？というのも、門前でツモをすれば門前自摸の1飜が付くため符は2符しか付かないのです。ロンの場合は1飜付かない代わりに10符付くということです。これで、例3のあがりは50符が確定してことになります。これが符計算と呼ばれるものです。符が確定したら後は点数が何点になるかですね。どんなあがりでも基本付の20符は必ず付くので、そこに何かしらの符が付けば必ず30符にはなります。今まで解説してきたように「牌の構成」「待ちの形」「あがり方」の3つの要素で符を計算します。同じ役でもあがりの形や難易度で点数が異なると何度か解説していますが、実際のあがり例を参考にして見てみましょう。2符付く待ちの形→嵌張（カンチャン）待ち、辺張（ペンチャン）待ち、単騎待ち予め伝えておきますが、麻雀歴20年の方や雀荘の店員でも「たまに間違える」というぐらいのものなので、初心者がいきなり完璧に覚える必要はないので自分のペースでゆっくりと覚えていってください。逆に言うと、門前でロンした場合、平和は30符、それ以外は40符になります。

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