黒革の手帖 波子 結末

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17 czerwca 2020
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黒革の手帖 波子 結末

5000万円とライバル・山田波子(仲里依紗)の店オープンの阻止 2冊目の黒革の手帖をめぐる結末までのネタバレあらすじ 『黒革の手帖』は今から40年近くも前の松本清張の長編小説が原作です。 これまでも何度かドラマ化されてきて、前作の2004年の『黒革の手帖』は大筋のあらすじは変わりませんが、ラストの原作との違いが話題になりました。今作も最・・・ ドラマ黒革の手帳 についてラストに警察が元子を尾行するシーンは波子の告発で元子が逮捕されることを暗示しているのでしょうか(続編に向けた伏線)? 何と言うか元子は波子に負けてしまったのですね... … 『銀座で商売できないようにしてやる!』波子がかつて元子に宣言した通り、波子は高橋の力を使い、元子に壮大な詐欺を仕掛けた。高橋が買ったクラブ・カルネは現在波子が経営している店の支店にするらしい。 また、今回波子が仕掛けた壮大な復讐計画に加担していたのは、橋田や料亭梅� 元子が最初に波子を泊めた日に、あの黒革の手帖を見ていたなんて・・・。 しかし、それを今さら言ってもなぁ。(^^; 波子の話をすぐに信じたのか、警察がやって来て元子をつかまえようとし、元子がこのドラマの初回のように走り出して終わり。 うーん、そこまで見せなくて良かったかな? � 銀座トップのクラブと称されるクラブ・ルダンが売りに出るという情報を聞いた元子は、ルダンが欲しくて欲しくてたまらなくなってしまう。しかし、そこは銀座トップクラスのクラブということで、売却されるとしても数億円が必要となることが予想され、さすがの元子でも手がとどく金額ではなかった。『銀座で商売できないようにしてやる!』波子がかつて元子に宣言した通り、波子は高橋の力を使い、元子に壮大な詐欺を仕掛けた。高橋が買ったクラブ・カルネは現在波子が経営している店の支店にするらしい。流産した元子は気を失い、手術室で意識が戻る。目に入ったのは執刀医らしい楢崎と看護婦の市子の姿。どうやら元子は楢崎クリニックに搬送された模様。<追記>ドラマ『黒革の手帖』最終回前話となる第9話が終了した時点で、元子は安島との子供を流産してしまいました。実は今回のルダンの売却に関する一連の動きに関わった人物は全てグルで、皆で元子を破滅させようと企んだものだった。登記簿は錯誤による抹消というシステムがあり、当人通しが間違いであったことを申請すると、書き換えが可能らしい。料亭梅村のオーナーと橋田はグルで、元子に橋田が料亭梅村を買ったことを信用させるため、一時的に名義人を差し替えていただけだった。予定していた料亭の梅村の売却が不可能になり、ルダン購入の金が支払えなくなった元子。自動的に違約金4000万円が発生し、クラブ・カルネは差し押さえられた。まもなく売りに出されたカルネには買い手がつき、元子はクラブ・カルネを失った。さて、幾度かすでにドラマ化されている小説『黒革の手帖』ですが、米倉涼子さんが元子を演じたドラマ版では、最終回結末はドラマオリジナルのものとなりました。店や財産、名声など、元子が持っていると思われるものを全て失った後に、さらに訪れる流産という大きな喪失・・・手術台で迎えた結末の後、元子がどうなってしまうのか、考えただけでも鳥肌ですね・・・全ては、ルダン売り買いの取引を元子がキャンセルした際に発生する違約金を支払う旨の誓約書に、元子にサインさせるために仕組まれたこと。売り買いがキャンセルになった場合、元子には違約金を支払う余裕がなく、破滅の道しか残されていないことを連中は知っていた。© 2020 人生波待ち日記 All rights reserved.元子に残りの金を支払うために、料亭梅村を1日も早く売却する必要が出てきた。しかし、約束の期限が迫る中、橋田からの連絡は一向に来ない。焦る元子。期日の前日。やっとのことで橋田を捕まえることができた元子は思いもよらない衝撃の事実を橋田から聞かされることになる。まず手付け金として4000万円を先に支払い、残りは後払いという約束でルダンを売却してもらえることになり、安堵する元子。しかし、もし元子が今回の取引をキャンセルした場合、違約金として新たに4000万円を支払い、手付け金と合計して8000万円をルダンのオーナー側に支払うという誓約書が交わされることになった。元子のせいで脱税が発覚し、堕ちた楢崎だったが細々と医院経営を続けているらしい。そんな楢崎と復縁した市子は、元子が市子の味方のふりをしながらも、楢崎から脅し取った金のごく一部しか市子に渡しておらず、結局利用されただけであることを知っているだろう。元子が妊娠何ヶ月だったかは不明ですが、完全に流産してしまったとしてもなんらかの処置は必要になると思われるため、元子はこの後、自分への大きな恨みを抱えているであろう楢崎と市子の手で手術をされることになりそうです。医療従事者の2人の手にかかれば、失血性ショック死などを装い、元子を殺すことなどいとも簡単なことのように思えます。あえて、結末を書ききらないことで、さらなる恐怖を増長するこの原作小説の結末が個人的には非常に面白いと思います。従って、今回ドラマ化される武井咲さん主演のドラマ『黒革の手帖』もドラマオリジナルの結末を迎えることになる可能性も高いですね。この話を聞いた元子は、橋田から料亭梅村を格安で脅し獲り、転売で得た金をルダンの購入資金にできないかと考えた。元子は橋田を脅す材料を探り出す。しかし、元子は諦めない。これまでしてきたように、黒革の手帖を利用し、金を脅し獲り、欲しいものを手中に収めればいい・・・元子はターゲットを橋田に定めた。こうして、安島の協力もあり、3冊目の黒革の手帖を手に入れた元子。元子は手帖に記してある橋田がこれまでに行った裏口入学の斡旋をネタに橋田を脅迫。橋田が買った料亭梅村の権利書の名義人の名前を、1ヶ月後に元子の名前に書き換えるという約束を取り付けることに成功した。実は橋田は予備校の理事長という立場を悪用し、予備校生の親から多額の金を受け取り、医科大へ裏口入学を斡旋するという悪事を働いていた。そして、その橋田の悪事の詳細を当時校長だった人物が記録として残してあるらしい。最近、橋田から一方的に解雇された校長は橋田に恨みがあるため、橋田の不正の記録を手に入れられる可能性が高いと安島は元子に語った。最終回では、楢崎クリニックに税務署の査察部が入るという予告になっているため、楢崎の脱税が明るみに出るとともに、元子の悪事も明るみに出てしまうという展開も予想されます。最悪、カルネを没取され逮捕という結末になる可能性もありますね。ドラマオリジナル結末の可能性にも期待しながら、ドラマ『黒革の手帖』、楽しみに見ていきたいと思います。しかし、ご紹介したように原作小説『黒革の手帖』の結末も非常に恐怖感あるラストなため、原作小説を忠実に再現・・・というのもアリなような気がします。これまでに何度もドラマ化されている原作小説だけに、今回はどんな結末で来るのか、期待が高まります!また、今回波子が仕掛けた壮大な復讐計画に加担していたのは、橋田や料亭梅村のオーナーだけではなかった。梅村が閉店するとカルネに潜り込んだすみ江はもちろん、ルダンのオーナー・長谷川や元子のせいで東林銀行の次長の座を追われてしまった挙句、高橋に拾われた村井、橋田の不正に関する手帖を元子に融通した安島も元子を裏切ったということになる。元子によって銀座を追われた波子は、その後高橋に拾われ、別の場所でクラブを開店していた。しかし、波子は自分を蹴落とした元子の仕打ちを忘れておらず、いつか復讐をしてやると虎視眈々と狙っていたのだ。以上、原作小説『黒革の手帖』の結末までのあらすじをネタバレでご紹介しました。クラブ・カルネを失ってもなお、元子には借金が残っている。何よりも信頼していた安島に受けた裏切りに、元子は激しい衝撃を受ける。錯乱状態で波子ともみ合った末、元子は腹部に激しい痛みを感じ、我に帰る。ふと足元を見ると、おびただしい量の出血が元子の足元に広がった。元子は安島との子供を妊娠していたのだった。

・2冊目の黒革の手帖を利用して元子が脅した人物. 黒革の手帖 原作ネタバレ!結末やラストに驚愕! 新ドラマ『黒革の手帖』の原作は巨匠・松本清張氏著の小説『黒革の手帖』。 地味で貧しい銀行員・原口元子(武井咲)が己の欲望のまま夜の銀座でのし上がっていき、その後転落するまでが描かれます。 楢林クリニック院長・楢林謙治(奥田瑛二) ・2冊目の黒革の手帖で元子が得たもの. 『銀座で商売できないようにしてやる!』物凄い形相で捨て台詞を吐く波子の姿を、元子はあざ笑うかのように冷淡な顔で見ていた。(銀座で商売できなくなったのはあなたなのに・・・)と。元子によって銀座を追われた波子は、その後高橋に拾われ、別の場所でクラブを開店していた。全ては、ルダン売り買いの取引を元子がキャンセルした際に発生する違約金を支払う旨の誓約書に、元子にサインさせるために仕組まれたこと。波子は楢崎をうまく言い含めることに成功し、楢崎の出資でクラブを新しく開店するのだという。夜の世界で生きていく隠れた才能を持っていた波子は男を手玉に取り、自分の思い取りに動かし、あっという間にナンバー1ホステスに。クラブ・カルネの売り上げに大きく貢献していたのだった。元子は昼は銀行、夜は銀座のクラブ燭台でホステスとして働き、毎日の生活にただただ必死で、生活はいつもギリギリの状態であった。そこで、力になってくれたのが、橋田と同じく、クラブ燭台でのホステス時代に知り合った衆議院議員秘書・安島富夫(江口洋介)だった。クラブ・カルネを失ってもなお、元子には借金が残っている。何よりも信頼していた安島に受けた裏切りに、元子は激しい衝撃を受ける。橋田が買った料亭梅村の権利書の名義人の名前を、1ヶ月後に元子の名前に書き換えるという約束を取り付けることに成功した。安島は自身が秘書を務める議員の親戚が、橋田が理事長を務める上星ゼミナールの前校長というコネを持っていて、橋田の弱みを握れるかもしれないと元子に言う。しかも、新しい店がオープンするのはクラブ・カルネと同じビル。波子の策略によって、楢崎はもちろん、クラブ・カルネの客はごっそり持っていかれるであろうことが予想された。そこで今回は、小説ネタバレ情報についてご紹介していきたいと思います!そして、その橋田の悪事の詳細を当時校長だった人物が記録として残してあるらしい。流産した元子は気を失い、手術室で意識が戻る。目に入ったのは執刀医らしい楢崎と看護婦の市子の姿。元子に残りの金を支払うために、料亭梅村を1日も早く売却する必要が出てきた。元子が罠に気付いた時には時すでに遅し。元子は1冊目・2冊目の黒革の手帖によって手に入れた地位や名誉、財産すべてを失い、唯一心を許した男性との間に身ごもった子供を流産することになってしまったのでした。地味で貧しい銀行員・原口元子(武井咲)が己の欲望のまま夜の銀座でのし上がっていき、その後転落するまでが描かれます。それでは、原作小説『黒革の手帖』結末までのネタバレあらすじのご紹介します!7500万円(ドラマでは1億8千万円)で銀座にクラブ・カルネを開店しかし、元子は諦めない。これまでしてきたように、黒革の手帖を利用し、金を脅し獲り、欲しいものを手中に収めればいい・・・元子はターゲットを橋田に定めた。そんな楢崎と復縁した市子は、元子が市子の味方のふりをしながらも、楢崎から脅し取った金のごく一部しか市子に渡しておらず、結局利用されただけであることを知っているだろう。こうして、安島の協力もあり、3冊目の黒革の手帖を手に入れた元子。元子は横領した金を持ち逃げすると、かつての上司である東林銀行の次長・村井享(滝藤賢一)に取引を持ちかけた。現在、料亭梅村の名義人は橋田ではなく、料亭の元々のオーナーになっているという。楢崎と市子の自分を見下ろす目に恨みを感じた元子は断末魔の叫びをあげる。『助けて!私は2人に殺される!』波子と元子は激しい口論となり、取っ組み合いの修羅場となってしまう。しかし、ご紹介したように原作小説『黒革の手帖』の結末も非常に恐怖感あるラストなため、原作小説を忠実に再現・・・というのもアリなような気がしますね。己の欲望に支配され、欲張ってしまった結果、最悪の結末となってしまった原作小説『黒革の手帖』の元子。元子の成り上がりから転落までの軌跡、そしてラスト、流産した元子に示唆される最悪の結末は鳥肌必須のものとなっています。元子が開業医である楢崎と知り合ったのは元子が岩村叡子(真矢ミキ)が経営するクラブ・燭台でホステスとして働いていたときのこと。実は今回のルダンの売却に関する一連の動きに関わった人物は全てグルで、皆で元子を破滅させようと企んだものだった。銀座トップのクラブと称されるクラブ・ルダンが売りに出るという情報を聞いた元子は、ルダンが欲しくて欲しくてたまらなくなってしまう。梅村が閉店するとカルネに潜り込んだすみ江はもちろん、ルダンのオーナー・長谷川や元子のせいで東林銀行の次長の座を追われてしまった挙句、高橋に拾われた村井、橋田の不正に関する手帖を元子に融通した安島も元子を裏切ったということになる。銀行から脅し取った金で銀座の一等地に自分の店を開店することができた元子。ますます勢いに乗っていくクラブ・カルネの常連のなかに楢林謙治(奥田瑛二)という男がいた。原作小説『黒革の手帖』に登場する黒革の手帖は全部で3冊。それぞれの手帖に書かれてる不正や、それらの不正に関わる人物は異なり、元子は手帖を手に入れるたび、黒革の手帖に書いてあることを公にすると脅し、階段を駆け上がるように上へ昇っていきます。元子が妊娠何ヶ月だったかは不明ですが、完全に流産してしまったとしてもなんらかの処置は必要になると思われるため、元子はこの後、自分への大きな恨みを抱えているであろう楢崎と市子の手で手術をされることになりそうです。料亭梅村のオーナーと橋田はグルで、元子に橋田が料亭梅村を買ったことを信用させるため、一時的に名義人を差し替えていただけだった。原作小説『黒革の手帖』結末までの詳しいネタバレあらすじの前に、簡単に概要をネタバレでご紹介します。1冊目・2冊目の黒革の手帖作戦は元子の思い通りに運び、3冊目の黒革の手帖を利用して更に大きなものを手に入れようとした元子でしたが、失敗に終わります。なぜなら、3冊目の手帖は元子を陥れるために仕掛けられた罠だったから・・・そんな折、料亭『梅村』の仲居・島崎すみ江(内藤理沙)が近々梅村が閉店するので、クラブ・カルネで雇って欲しいと元子に頼んできた。これまでに何度もドラマ化されている原作小説だけに、今回はどんな結末で来るのか、期待が高まります!元子のことが気に入った楢崎は、元子がクラブ・カルネをオープンすると、クラブ・カルネに足しげく通ってくれるようになっていた。元子は実際に楢崎から脅し取った額を隠し、そのわずか5分の1を市子に手渡し、残りは自分の懐に。元子が楢崎から多額の金を奪ったせいで、楢崎は波子の開店資金を用意することができなくなってしまった。5000万円とライバル・山田波子(仲里依紗)の店オープンの阻止しかし、そんな恩を踏みにじるように、楢崎は市子を捨てたばかり。元子は楢崎に恨みを持つ市子に利用価値を見いだした。まず手付け金として4000万円を先に支払い、残りは後払いという約束でルダンを売却してもらえることになり、安堵する元子。元子が市子に慰謝料を楢崎からせしめてあげると味方を装い、言葉巧みに近づくと、案の定、市子は病院の裏帳簿を持っていることが判明。自分が生活に困窮している一方、着実に私腹を肥やす人種の人間がいるという事実は元子を憤らせ、やがてある計画を思いつかせる。しかし、波子は自分を蹴落とした元子の仕打ちを忘れておらず、いつか復讐をしてやると虎視眈々と狙っていたのだ。まもなく売りに出されたカルネには買い手がつき、元子はクラブ・カルネを失った。しかし、元子が確認した際は登記簿には確かに橋田の名前があった。医療従事者の2人の手にかかれば、失血性ショック死などを装い、元子を殺すことなどいとも簡単なことのように思えます。さて、幾度かすでにドラマ化されている小説『黒革の手帖』ですが、米倉涼子さんが元子を演じたドラマ版では、最終回結末はドラマオリジナルのものとなりました。予定していた料亭の梅村の売却が不可能になり、ルダン購入の金が支払えなくなった元子。自動的に違約金4000万円が発生し、クラブ・カルネは差し押さえられた。東林銀行にて派遣社員として働いている原口元子(武井咲)。亡くなった母の借金を母の死後肩代わりし、返済し続けている元子にはお金が必要だった。期日の前日。やっとのことで橋田を捕まえることができた元子は思いもよらない衝撃の事実を橋田から聞かされることになる。売り買いがキャンセルになった場合、元子には違約金を支払う余裕がなく、破滅の道しか残されていないことを連中は知っていた。ドラマオリジナル結末の可能性にも期待しながら、ドラマ『黒革の手帖』、楽しみに見ていってください(^^)東林銀行には、税金逃れのために作られた架空名義の口座が複数あり、それらの口座には毎月多額の預金が振り込まれている。元子は手帖に記してある橋田がこれまでに行った裏口入学の斡旋をネタに橋田を脅迫。こうして、元子にルダンの購入資金の目処がついた。梅村の土地を売却できるのは名義人の書き換えの期限となっている1ヶ月後。1冊目・2冊目の黒革の手帖を利用してのし上がる過程で生じた軋轢により、元子はたくさんの人から恨まれていました。しかし、もし元子が今回の取引をキャンセルした場合、違約金として新たに4000万円を支払い、手付け金と合計して8000万円をルダンのオーナー側に支払うという誓約書が交わされることになった。なんでも料亭梅村のオーナーである梅村キミが廃業を考えていた矢先、橋田が店を買ったらしい。主人公・元子(武井咲)はこの黒革の手帖をもとに、不正を行っている人物から金を脅し獲り、それを元手として夜の銀座にてのし上がっていくのです。しかし、約束の期限が迫る中、橋田からの連絡は一向に来ない。焦る元子。そして、今回ドラマ化される武井咲さん主演のドラマ『黒革の手帖』もドラマオリジナルの結末を迎えることになる可能性も高いですね!元子のせいで脱税が発覚し、堕ちた楢崎だったが細々と医院経営を続けているらしい。しかし、ルダンのオーナーであり政財界のフィクサー・長谷川庄治(伊東四朗)のもとに交渉に行くと、元子以外にも購入を検討している他の客がいるようだ。焦りを感じた元子は購入を即決。最初、銀座を支配するつもりだった元子が、徐々に己の欲望に支配されていき、結果どうしようもないほどに堕ちてしまう展開は結末まで息をつかせません。上星ゼミナール理事長・橋田常雄(高嶋政伸)が行っている裏口入学の斡旋と、斡旋によって得た金新しくカルネのオーナーとなった総会屋の高橋勝雄(?)に直談判に向かった元子。錯乱状態で波子ともみ合った末、元子は腹部に激しい痛みを感じ、我に帰る。立場や価値観を超え、惹かれあった安島と元子が男女の関係となるのに時間はかからなかった。元子はこの黒革の手帖を銀行側に渡し、今後一切この件に関する要求をしないという約束で、横領した金を自分のものにすることに見事成功したのだった。銀座に自分の店を持ち、順風満帆に思えた元子の人生に黒い影が・・・元子は雇っていたホステスの波子に裏切られることになってしまう。楢林クリニック院長・楢林謙治(奥田瑛二)が脱税目的で行っている不正そのことから、元子は橋田が料亭梅村を購入したらしいという情報を真実であると判断したのだが、これは一体・・・ホステスの中には、東林銀行で派遣社員として働いていた山田波子(仲里依紗)の姿も・・・派遣切りに遭い、職を失った波子を元子が雇ったのだ。高橋が買ったクラブ・カルネは現在波子が経営している店の支店にするらしい。また、今回波子が仕掛けた壮大な復讐計画に加担していたのは、橋田や料亭梅村のオーナーだけではなかった。そんな折、元子は楢崎に愛人がいたことを知る。楢林クリニック看護師長・中岡市子(高畑淳子)は楢崎が下町の小さな病院の開業医時代から支えた存在。この話を聞いた元子は、橋田から料亭梅村を格安で脅し獲り、転売で得た金をルダンの購入資金にできないかと考えた。これらの材料を餌に、楢崎を脅迫した元子。楢崎は元子の要求通り多額の金を元子に差し出す。そこで元子は、かつて自分が裏で手を回し、開店を白紙に戻させた波子と再会することになる。しかし、そこは銀座トップクラスのクラブということで、売却されるとしても数億円が必要となることが予想され、さすがの元子でも手がとどく金額ではなかった。ふと足元を見ると、おびただしい量の出血が元子の足元に広がった。元子は安島との子供を妊娠していたのだった。実は橋田は予備校の理事長という立場を悪用し、予備校生の親から多額の金を受け取り、医科大へ裏口入学を斡旋するという悪事を働いていた。元子はそれらの黒い金を横領。もともとないことになっている黒い金であるがゆえに、銀行側も預金者も罪を追求することは難しいと元子は考えた。以上、原作小説『黒革の手帖』の結末までのあらすじをネタバレでご紹介しました。波子の新規開店の計画は白紙に戻った。今回の件に元子が裏で手を回したことに気づいた波子が、クラブ・カルネに押しかけてきた。

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