日産スタジアム杯 2020 結果

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17 czerwca 2020
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日産スタジアム杯 2020 結果


2019年度の結果.

大分トリニータ. 2020/07/24(金) 17:00. 柏レイソル .



今シーズンの横浜FCは、中盤でのしっかりした守備を生かして前から激しくプレッシャーをかけることをコンセプトとしている。15分にはボックス右からのグラウンダーのクロスを斉藤が相手DFをかわしてボックス内でシュート。しかし、これはクロスバーを直撃する。17分には、左サイドを上がった松尾がグラウンダーのクロス。これを畠中が防ぎに行くとコースが変わってボールはゴールへ。しかし、これはクロスバーを越えていく。試合が終わった時、スコアボードには4点差がついていた。だが、13年ぶりの横浜ダービーは両チームに大きなポテンシャルを感じる、互いの持ち味がよく発揮された好ゲームだった。後半戦の再戦時にマリノスと横浜FCがどんな変化や成長を遂げているか楽しみだ。横浜FCの中盤で奮闘していた手塚康平は、前半の20分過ぎから変化を感じていたという。今シーズンに入ってから、「昨季王者」と対戦するチームは、ポジションを上げて攻撃に参加する横浜FMのサイドバック(この日は右が小池龍太、左がティーラトン)の裏を狙ってくるのが常套手段となった。ただ、“持ち駒”の特徴によってロングボールを使うか、スピードを使うかといった違いがあり、横浜FCの場合は松尾とマギーニョのドリブルが武器だったのだ。序盤は押し込まれる展開も、前半31分、オウンゴールで先制すると、後半からはゴールラッシュ。後半11分にMFマルコス・ジュニオール、同20分にFW遠藤、同27分にFWエジカル・ジュニオがネットを揺らし大勝した。横浜FCは後半30分からMF中村がピッチに立つと、古巣の横浜サポーターから温かい拍手が送られていた。FWカズ(三浦知良、53)はベンチ外だった。横浜FMはダービーに勝って連敗をストップし、横浜FCはダービーに敗れて今季初の連敗。大一番を望み通り、今後の弾みにできたのはホームチームのほうだった。(自身のゴールは)(水沼)宏太くんがピッチに入った時点で良いボールが入ってくるのは分かっていました。いつもと違う左足で巻いてくるボールでした。まさか左足であんなに良いボールが来るとは思いませんでした(笑)。自分はヘディングが下手なのですが、良いボールだったし、さすがにゴールも近かったので決めることができました。(4点目のアシストは)あまりキレイに抜けなかったのですが、仕掛けたからこそアシストだと思います。決めてくれたエジガル(ジュニオ)に感謝したいです。「前からプレッシャーをかけて何度かチャンスを作れたが、フィッシュまで至らずに失点してしまった。前節同様にいったん気持ちが落ちるとなかなか回復できない。90分を通じて自分たちの戦い方ができるようにやっていかなければ。チャレンジしていきます」と、敗れた横浜FCの下平隆宏監督は振り返った。一方、横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督は、「すごくいいゲームができたと思います。相手は最初の10分、15分でボールをつなぐサッカーを見せてくれた。そしてそこを乗り越えて自分たちが先制し、後半はいいゴールも生まれた。守備でも強さを出していいゲームができたと思います」と快勝劇を総括した。終わってみれば4-0。「前年度王者vsJ1昇格組」という両者の立ち位置を覆すどころか、至極順当な結果に終わった。立ち上がり、ペースをつかんだのは横浜FCだった。横浜FMのサイドバックが空けたスペースを積極的に突いていく。12分には、佐藤がそのスペースにダイレクトでボールを供給し、松浦、斉藤とつないでシュートを放つ。相手GK梶川の好守に阻まれたが、あわやのシーンをいきなり作り出した。五輪メンバーは、18人の狭き門。MF久保建英(マジョルカ)や三好康児(アントワープ)らと定位置を争い、立場は安泰とは言い難い。1月のU―23アジア選手権でも出番なしに終わった。「(五輪は)やるだけやって選ばれなかったら仕方ない。でも自分がもう1つ、2つ上のステージにいくかどうかがチームの今後に関わる。勝手に思っているだけですけどね」。伸び盛りの22歳の成長が連覇を狙うクラブ同様、森保ジャパンの可能性を広げていく。(田中 雄己)後半もキックオフから1分以内に横浜FCが2度の同点機をつかんで始まった。72分には左サイドを遠藤が単独で突破すると、クロスをエジガル・ジュニオが合わせ4-0に。75分には横浜FCの中村俊輔が途中出場でピッチに。古巣相手にチャンスを得る。ただ、今回の対戦で残念だったのは、せっかく久しぶりのダービーだったにも関わらず、アウェー横浜FCサポーターの入場が許されなかったことだ。そして前半30分、ついにスコアを動かした。横浜FMは左からのコーナーキックを小さくつなぐと、マルコスが相手最終ラインの背後にインスイングのクロスを供給。これには横浜FCの田代が反応し、エジガルに先んじてボールに触れたが、ミートしなかったボールがゴールマウスに吸い込まれた。独力での突破力を持ち味とする遠藤らしい、見事なワンプレーだった。記録上はオウンゴール(OG)だが、相手の寄せが甘いことを見逃さず、すぐにクロスを上げたマルコス・Jの判断とボールの質、それに素早く反応したエジガルが生み出したゴールと言えた。東京五輪世代でこの日一番の輝きを放った。2-0の後半20分、横浜MのFW遠藤は右クロスを頭でねじ込むと、右手で握りこぶしを作った。圧力をかけ続ける横浜FMは56分に追加点。ボックス内でエジガル・ジュニオがキープすると、仲川の左足の浮き球のパスにオフサイドラインギリギリで抜け出したマルコス・ジュニオールが合わせ、横浜FMがリードを2点に広げる。61分には、横浜FCが好機を作る。途中出場の草野侑己がゴール左からニアを狙うが、惜しくもポストに嫌われる。だが65分、水沼宏太の正確なクロスに遠藤渓太が頭で合わせ、横浜FMが決定的な3点目を奪う。その後は横浜FCが押し込む場面もあったが、ピッチ内では水沼の「緩くなるな!」「最後までやることやろうぜ!」と大声が響く中、最後まで守り切った横浜FMが今季初の完封勝利を収めた。横浜FMは前節までの連敗がストップし、3試合ぶりの今季2勝目。一方の横浜FCは前節の5失点に続く大量失点で、今季初の連敗となった。横浜の布陣は4-3-3。GKは梶川、4バックは右から小池、伊藤、畠中、ティーラトン、中盤はアンカーに喜田、インサイドハーフにM・ジュニオール、仙頭、3トップは右から仲川、E・ジュニオ、遠藤。J1で13年ぶりの「横浜ダービー」にフル出場した横浜MF遠藤は、1得点1アシストと輝きを放ち、チーム3試合ぶりの勝利に貢献した。特筆すべきは、E・ジュニオへのアシスト直前のドリブル突破だ。横浜FCのマギーニョ、さらに星キョーワァンのふたりに対応されたが、その“壁”をぶち破った。「僕はヘディングはうまくないんですけど、良いボールが来たおかげで点が取れました」–【J番記者コラム】横浜FCとの“ダービー”に大勝、試合の流れを変えたラッキーな先制点すると後半20分、横浜FMは右サイドでうまくターンした水沼が左足でクロスを送ると、ファーサイドから飛び込んできた遠藤が完璧なヘディングシュートで3点目。さらに27分には遠藤の横パスからエジガルの今季初ゴールが出て4点リードとした。30分、横浜FCが古巣対戦のMF武田英二郎とMF中村俊輔を同時に入れると、場内の横浜FMサポーターからは大きな拍手が送られた。横浜FCとしては、今後、佐藤謙介と中村俊輔の2人の優れたパサーをうまく使い分けることができたら面白そうだ。序盤はその狙いが奏功し、マリノス陣内でプレーする時間も作ることができた。ビルドアップでは丁寧にパスをつなぎつつ、相手のプレスを引き出したうえで、ディフェンスラインの背後を狙ってビッグチャンスも作れていた。横浜FMの1点リードで迎えた後半、両チーム交代はなく始まると、キックオフの流れから一美がミドルシュート。シュートは枠を外れたが、チームに勢いをもたらせる。下平監督は「ハイラインが特徴的なチームなので、その背後はFC東京戦や鹿島アントラーズ戦を参考に、だいぶ狙っていました」と語る。実際、最近のマリノスはディフェンスライン、特に両サイドバックの背後にできる広大なスペースを執拗に狙われ、FC東京と鹿島に連敗を喫していた。トータルスコアだけを切り取れば、横浜F・マリノスの完勝か圧勝という表現が正しいのだが、内容は然にあらず。試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は「横浜FCも最初の10~15分はボールをつなごうとしていたし、フィフティーフィフティーの時間だったと思う」とリスペクトを口にし、序盤は五分の内容だったことも認めていた。この守備の局面で、サイドハーフの松尾佑介(左)、マギーニョ(右)は守備に参加しないで外に開いていることができたから、奪ったボールをすぐに外に開いて2人のドリブルで素早い攻撃をしかけることができた。こうして、前半25分から後半の10分までの約30分間の「第2フェーズ」は、横浜FMがペースを握るものの、横浜FCにもチャンスがある拮抗した時間帯だった。相手のパスをカットした佐藤からのパスを受けた一美がフリーシュートを打った場面(クロスバーを越す)と、斉藤がドリブルでペナルティエリア内まで侵入したもののDFにクリアされCKとなった場面である。13年ぶりのJ1での“横浜ダービー”は、4-0でホームの横浜が完勝を収めた。2-0で迎えた65分、水沼宏太のクロスをヘッドで叩き込み、72分には果敢なドリブル突破でふたりのDFをかわし、丁寧なパスでエジガル・ジュニオのゴールをお膳立てした。したがって、後半の3得点を額面通りに受け取るのは危険かもしれない。そして4-0というトータルスコアは、“展開の利”が多分に作用していた。しっかりと追加点を奪って勝利を手繰り寄せた点は評価できるが、90分トータルで満足できる内容とは言い難かった。左サイドでパスを受けて、まずはマギーニョと勝負。緩急をつけ、タッチライン際を並走。一度はストップされるが、ルーズボールをすぐに拾い直し、寄せてきた星もかわして、ニアゾーンに侵入。あとは横パスをE・ジュニオに流すだけだった。直後の15分にも惜しい場面を生み出す。パス交換で右サイドを攻略し、手塚のクロスを、斉藤が絶妙なトラップで収め、シュートまで持ち込んだ。無常にもポストを叩いてネットは揺れなかったが、チームの狙いとする『マンマークで相手の自由を奪い、ボール奪取後に一気にサイドバックの裏を突く』攻撃が奏功。開始から15分間は完全に横浜FCの時間だった。しかし、そもそもアウェー・サポーターの入場禁止はサポーターの都道府県境を越えての移動による感染拡大を防止するためのもの。そして、政府は人々の移動を奨励する「Go Toキャンペーン」なるイベントを始めている。それなら、同じ都道府県内でのダービーマッチだけでもアウェー・サポーターの入場を認めてもいいような気もする。もちろん、県境を越える「多摩川ダービー」は別としてだが……。下平監督も、決して引くことなく攻撃的に勝つサッカーを目指す上で、「丁寧なビルドアップ」と「激しいプレッシング」を両立させようとチームのベース作りに挑んでいる。横浜FCはマリノスに比べて試合ごとの戦術的なカスタマイズもより柔軟に取り入れつつ、積極的なアクションを起こして主導権を握るサッカーを目指しているように見える。試合開始から3-3-2-2ともいうべき並びの横浜FCは、相手のフィールドプレーヤー全員に1人ずつマークマンをぴったりつけてきた。マリノスのサイドバックが内側に絞っても、対面のウィングバックがしつこく追いかけてくる。両センターバックには2トップが張りつき、「ハイテンポ」なビルドアップの寸断を狙った。しかし、結局試合はそのまま4-0で終了し、横浜FMが完勝を収めた。勝利した横浜FMは連敗を2でストップ。一方の横浜FCは2試合連続での大敗を喫している。(Goal.com)どうしても相手の動きに合わせるので、少し遅れた状態で走らなければならない。リアクションになって受け身のまま動かされると、ボールを回しながら動くよりも消耗は激しくなる。流れが変わる潮目になったのは、シンプルにMFマルコス・ジュニオールが誘発したオウンゴールだった。パス回しや連係で守備陣を切り崩したわけではない。左サイドで始まったスローインからの流れでM・ジュニオールが中央で待つFWエジガル・ジュニオへ送ったボールは、相手DFの足に当たってゴールに吸い込まれた。56分以降は「第3フェーズ」とでも呼ぼうか。横浜FCの足が完全に止まって横浜FMの一方的な攻撃となってしまい、72分に遠藤の突破からエジガル・ジュニオがダメ押しとなる4点目を決め、「好試合もここまでか」と思われたが、「第4フェーズ」にはさらに別の楽しみが用意されていた。一方、下平監督は「FC東京も鹿島も、かなりボランチのところでボールが奪えて、そこからのカウンターを効果的にできていたんですけど、なかなかうちは中盤でボールを奪えなかった」と、横浜FCのプランがゴールに結びつかなかった原因を分析する。「ハイライン」の背後は取れてもフィニッシュの精度を欠き、逆に後半は「ハイライン」の相手に押し込まれて苦しくなった。両サイドを走らせたのは、MF佐藤からのパスだった。大学卒業後、横浜FC一筋でプレーしてきた佐藤のパスワークは、J1でもまったく問題なく通用することが証明された。また、右のストッパー、星キョーワァンからマギーニョへのパスも有効だった。こうして、25分頃までフルパワーでプレッシャーをかけ続けた横浜FCの選手たちの足が動かなくなってくると、横浜FMがボールを保持して攻撃を仕掛ける時間が増えてくる。これが、ゲームの「第2フェーズ」ということになる。12月に予定されている横浜FCホームのダービーまでには、アウェー・サポーターを含めて満員の観衆を入れて開催できるようになることを祈りたい。マリノスと横浜FCには共通する哲学も垣間見られる中で、おそらく4ゴール分の力の差となって表れたのは、これら3つの「ハイ」の部分だったのではないか。「ハイテンポ」「ハイインテンシティ」「ハイライン」だ。キックオフから25分頃まで、試合は明らかに横浜FCのものだった。これが「第1フェーズ」である。61分に横浜FCがビッグチャンス。佐藤が右足アウトで前線へパス。入って間もない草野が、ボックス内左からシュートも左ポストを直撃する。横浜FMは相手ボールを奪ってのカウンターで横浜FCゴールへ迫るが、フィニッシュの精度を欠く。54分にはティーラトン、マルコス・ジュニオールとつなぎ、最後は仲川が仕掛ける。相手DFの手に当たったかと思われたがPKはなし。55分には、マルコス・ジュニオールのスルーパスに反応したエジガル・ジュニオがGKと一対一になるも、飛び出した南がセーブする。まだまだ上位争いをするクラブとの実力差はあるが、際立った武器を持つ若手も多く、近い将来に大化けする可能性もあるだろう。手塚も「自分たちが主導権を握っている時間帯は、間違いなくどの試合にも必ずあるので、その時間を1試合1試合長くしていけば、勝ちが近づくのではないかと思います」と成長の手応えを感じているところだ。13年ぶりの“横浜ダービー”。1年後の大舞台へ、東京五輪世代のMF遠藤渓太(22)が躍動した。前節、鹿島アントラーズを相手に4-2と大敗。鹿島に初勝利を与えてしまった横浜FMは、スタメンを4名変更。松原健、チアゴ・マルチンス、扇原貴宏、エリキが外れ、小池龍太、伊藤槙人、仙頭啓矢、遠藤渓太を起用。仙頭はJ1デビュー戦となった。「ウイングがボールを持った時にどのチームも口を揃えたように『縦切れ!』って言ってくる。そこで時間を使わせてボランチが絞ってきて2人で仕留める形。自分は縦を意識しているし、左足でクロスを上げることが求められている役割かもしれないけど、今日だと(仙頭)啓矢くんとかマルコス(・ジュニオール)が斜めに走ってくればいけると思っていた」。J1リーグは22日、第6節を各地で行い、横浜F・マリノスが横浜FCを4-0で破った。思い切ったマンツーマン戦術を採用した横浜FCが序盤こそ一方的に押し込んでいたが、前半飲水タイムを境に違いを見せた横浜FMが今季最多の4ゴールで圧勝。1勝1敗だった2007年以来13年ぶりのJ1横浜ダービーを大差で制した。横浜ダービーの完勝で連敗をストップした横浜F・マリノスだったが、アンジェ・ポステコグルー監督は試合後のオンライン会見で「詳細は聞いていないが、今日も何人かけがをした」と明かし、コロナ禍における過密日程の過酷さを垣間見せた。フロンターレは交代選手の投入で流れを変えて大量得点を奪った。マリノスは愚直に「自分たちのサッカー」を貫くことで「ハイテンポ」「ハイインテンシティ」「ハイライン」という、3つの「ハイ」が違いになることを証明した。これがチャンピオンチームの底力とも言えるのではないだろうか。だが、序盤に迎えた二つの決定機を逃すと、次第に形勢が逆転していく。横浜FMが個の力とパスのテンポを上げることでマークをはがし始め、18分に遠藤、27分にはエジガルがシュートを放った。そして31分に均衡を破ってみせる。左サイドのスローインの流れから、マルコス・Jがインスイングのクロスを入れると、エジガルと競り合いながら足を出した横浜FCのCB田代に当たり、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。横浜FCがペースを握るかと思われたが、65分に横浜FMが追加点、カットインした水沼が左足でクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだ遠藤がヘッドで合わせ、リードを3点に広げる。その後もピッチの幅を広く使い、鋭く縦を突き、中から外へ、外から中へとボールを動かして、横浜FMは縦横無尽に攻め込んでいった。72分には遠藤が左サイドを深くえぐり、中央へパス。待っていたエジガルが4点目を叩き込んだ。ここで勝負あり。ゲームは4-0で決着した。(復帰後初ゴールについて)昨季、ケガをしてから今月でちょうど1年経ちました。練習試合でのゴールは今までもありましたが、意味が違う公式戦のゴールを決めることができました。FWはゴールを決めるのが仕事ですし、早く決めたかったので待ち遠しかったです。これからは僕もチームも波に乗って、もっともっと点を決めたいと思います。ゴール後のパフォーマンスは僕の息子にささげました。『J』と『M』を作ったのですが、少し分かりにくかったかもしれませんね(笑)。劣勢ながら思わぬ形で先制した横浜FM。しかし、その後も横浜FCペースで試合が進んでいく。明治安田生命J1リーグ第6節が行われ、横浜F・マリノスと横浜FCによる横浜ダービーが行われた。「前半から果敢に前からプレッシャーをかけたり、自分たちのチャンスをなんとか作ってはいたんですけれども、フィニッシュまで至らなかったところで失点してしまいました。後半も立ち上がりは非常に良かったと思うんですけれども、そこから立て続けに失点し、前節同様、一旦気持ちが落ちてしまうとなかなか回復できないこともありました」–気がかりな負傷者の増加、今が序盤戦の勝負どころか後半の立ち上がりはオープンな展開。まずは横浜FCが主導権を握り、序盤から再三良い突破を見せていたMF松尾佑介が斉藤と連係しながらゴールに迫った。それでも次にスコアを動かしたのも横浜FM。8分、エジガルのパスを受けたFW仲川輝人がシュート性のボールをゴール前に送ると、マルコスがワンタッチで合わせて押し込んだ。立ち上がりからペースを握ったのは横浜FC。ポゼッションを高める展開で横浜FM陣内に攻め込むと、序盤は連続したCKから横浜FMゴールを目指すが、堅い横浜FMの守りの前にゴールを奪えない。「シーズンが終わった時に評価されるのは結果。そういう選手がこれから先も残っていく」。結果を残して安堵(あんど)の表情を見せた22歳。試合前には12日のFC東京戦で達成したJ1通算100試合を祝うセレモニーもあり、試合後にはヒーローインタビューを受け、この日の主役となった。それでも、横浜FMが40分にビッグチャンス。仙頭のロングボールからカウンターを仕掛けると、ルーズボールに対して遠藤が詰めるが、GK南がボックスを飛び出し対応。こぼれ球を仲川が無人のゴールへシュートも、力なくDFがブロックに入った。しかし、横浜FCのスリーバックもしっかり守っており、横浜FMは決定機をつかめないでいたが、31分に左サイドでつないだ後、マルコス・ジュニオールが入れたボールをDFの田代真一がクリアしようとして自らのゴールに蹴り込んでしまい、オウンゴールという形で横浜FMが先制した。それでも12分、自陣からのロングボールでカウンター。最後はスルーパスに反応した斉藤がシュートを放つもGK梶川がセーブした。用意していたマンツーマンプレッシングがうまくいっている時間帯、序盤に1つでもゴールを奪えていれば、違った展開になっていたはず。手塚は「0-0の状態で我慢強く自分たちのやりたいことをやり続ければ、また結果は違ったんじゃないか」と唇を噛んだ。王者になれば他の全てから追いかけられる立場になり、徹底的に研究される。勝負の世界では至極当たり前のことだ。「最初うまくいっていたのは、自分たちが相手の嫌なスペース、サイドバックの裏を突けたいたこともありました。マンツーマンで前からプレッシャーをかけてハメにいき、相手が嫌がるようなプレーができていたのが最初の20分くらいまで。それ以降は相手も自分たちにうまく対応してきて、プレッシャーを剥がしてきたり、あとは自分たちがビルドアップのところでうまくボールを前に運べなくなって、相手に押し込まれる展開になってしまったのかなと思います」防戦だった横浜FMは18分、ティーラトンの縦パスをボックス内で受けた遠藤が反転シュート。しかし、わずかに右に外れていく。先制後から横浜FMがコントロール。ポゼッションが機能するようになり、試合を掌握していく。後半の56分には、仲川の絶妙なクロス性のボールにマルコス・ジュニオールがオフサイドギリギリで足を出し、横浜FMが追加点を奪う。試合はそのまま4-0で終了。トリコロールが圧倒的な攻撃力を見せつけてライバルを蹴散らした。こうして、サイドで優位に立った横浜FCは再三チャンスを作り、ツートップの一美和成と斉藤光毅が何度か決定機をつかんだのだが、横浜FMの強力なDFの前に先制点を奪うことはできなかった。12分、15分と斉藤光が惜しいシュートを放つなど、序盤にペースを掴んだのはアウェーの横浜FC。ハイプレスとピッチを幅広く使ったアタックが機能し、敵陣でのプレータイムを増やしていく。試合後、4-1-2-3へのシステム変更を問われたポステコグルー監督は「けが人も出ているし、詳細は聞いていないが、今日も何人かけがをした」と前置きし、「自分たちが大事にしないといけないのは自分たちのサッカーをすることで、それを頭に入れておくことが大事」と指摘。「いまいる選手でアジャストしてやっていかないといけない」と先を見据える言葉を発した。18年はルヴァン杯のニューヒーロー賞、昨季は33試合で7得点しながら、今季も絶対的な地位を確保しているとは言い難い。再開初戦の浦和戦(7月4日)で低調に終わり、次の湘南戦(同8日)ではメンバー外。FWオナイウ阿道やMF水沼宏太らが新加入し、厚みを増した攻撃陣。前々節のF東京戦では今季初得点も奪ったが、「ここで満足してはいけない。何度もチャンスはこない」。強い覚悟で、2試合ぶりに先発した横浜ダービー。得意なドリブルやシュート、不得意な守備もやり抜き、今季2度目のフル出場。「どんなに流れを変える良い選手だったとしても評価されるのは結果。やっぱりスタメンでないと。ここ数試合ふがいないプレーをしていたし、得点できたのは良かった」と笑った。8月1日からは収容力の50%を上限として観客を入れることができるはずで、そうなればアウェー・サポーターも入場できることになる予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の拡大によって、観客数の制限緩和は先送りされ、アウェー・サポーターの入場もさらに最低でも2週間は禁止が続く。そこで横浜FCは、これまでに取り組んできたスタイルに「対マリノス」を意識したアレンジを加えて挑んできた。最も驚いたのは、最近では珍しくなったマンツーマンディフェンスの徹底ぶりだ。だが、その後から徐々にマリノスが押し返し始める。マンツーマンでマークを受けながら、人と人の間のスペースがない中でどうパスを受けるのか感覚をつかみ始め、リーグ戦初先発だった仙頭啓矢を左右に幅広く動かしてマークのズレが生まれる瞬間を狙っていった。中村の精度の高いパスで何度か横浜FMゴールへ迫るも、フィニッシュまで行けず。横浜FMはしっかりとボールをつなぎ、リードに関係なく追加点を目指す。31分に田代真一のオウンゴールでマリノスに先制点を献上し、横浜FCは1点ビハインドで前半を終える。それでも後半が始まると、再び守備の強度が戻った。だが、それも長くは続かず。やはり疲労の色は濃く、徐々に戻り切れなくなったり、マークしていた選手を逃してしまったりする場面が散見されるようになっていった。「常にゴールを決めたい気持ちがあるので待ち遠しかったし、早く決めたかったし、決められて嬉しかった」。そう笑顔で振り返った背番号30はゴール後、生まれたばかりの息子ジョアン・ミゲル君に捧げる「J・M」のポーズも披露。今後に向けて「FWは常に点を決めたいが、第一に考えなければならないのはチームが勝つこと。点を決めることだけでなく、決められない時はパスで貢献したり、守備で貢献したり、ハードワークすることでチームの勝利が見えてくる」と献身を誓っていた。「やっぱりJ1の強いチームを相手に、少しでも自分たちが気を緩めたら、その隙を突かれてしまうところを、この2試合で改めて痛感しました。前半は2試合とも自分たちが元気な時は集中していて、点も取られなかったと思います。でもやっぱり後半にだんだん疲れてきて、集中力が切れ始めた時にドドドっと崩れる傾向があるので、最後まで集中力を切らさないことがJ1のチームを相手にするのにすごく大事かなと思います」横浜FCとのダービーは13年ぶり。「僕みたいな生え抜きの選手は負けちゃいけない」と遠藤は奮い立った。相手にはFW斉藤、FW一美、DF小林と五輪代表候補の3人が先発に名を連ねた。序盤は押されたものの、4得点と地力を見せつけ、通算2勝1敗と勝ち越しに成功。「ここ何年かは五輪を目指して取り組んできた。その気持ちは変わらない」と話す22歳。節目の一戦をきっかけに1年後へと飛躍する。(山下幸志朗)勝負が決した後の余裕ある状況だったこともあり、中村の何本かのロングレンジの美しいパスに対しては横浜FMファンからも拍手が沸き起こった。拍手だけの応援が強いられる現在のJリーグならではの温かい雰囲気が一気に広がった。横浜FCは、古巣対決となる中村と武田を投入。中村のがピッチに入った際には、横浜FMサポーターからも拍手が起こる。後半に入ってからは、リードしてすっかりリズムを取り戻した横浜FMと、ビハインドを挽回するためにリスクを冒さなければならなくなった横浜FCで、立ち位置がイーブンではなくなった。さらに元々の能力値や完成度で上の“トリコロール”が、余裕を持って試合を進められたのは言うまでもないだろう。横浜FMのゴールラッシュは止まらない。72分、左サイドを仕掛けた遠藤がマギーニョとの競り合いで粘ると、突破してボックス内に侵入。最後はエジガル・ジュニオが流し込み、リードを4点とする。マリノスは久しぶりの勝利で、自分たちの信じてきた哲学が変わらず勝利に直結するものだと再確認できただろう。対策されても、試合中にそれを上回るだけの「ハイ」な展開に持っていける、と。横浜ダービーでは厳しくプレッシャーをかけられた苦しい時間帯を耐えた末に、ゴールを重ねて試合を終えてみれば、チーム走行距離は119.9kmで横浜FCの116.8kmを上回っていた。ボール支配率は53%と普段よりも控えめだったが、それよりも走り勝ったことが大きい。2点ビハインドの横浜FCはその後、MF瀬古樹、FW皆川佑介、FW草野侑己を次々に投入。草野はこれがJ1デビューとなった。一方の横浜FMも仲川と仙頭に代わってMF水沼宏太とMF扇原貴宏を起用し、システムを4-1-2-3から4-2-1-3に変更した。横浜FCは後半16分、佐藤のスルーパスを受けた草野が左足で狙ったが、ボールはポストに弾かれた。マリノスは徹底した「アタッキング・フットボール」を掲げて、毎試合ほとんど戦い方を変えることなく、自分たちの哲学を貫き通すことでリーグ優勝を果たした。するとその後は横浜FMが主導権を奪回。まずは前半27分、左サイドを突破した遠藤のクロスがファーの仙頭に通ると、折り返しに反応したFWエジガル・ジュニオがヒールシュート。28分には斉藤の突破を畠中が阻止すると、カウンターからMFマルコス・ジュニオールが抜け出し、フリーの遠藤にパス。いずれも最後は相手DFの好守に阻まれたが、らしい形が出てきた。「ジュニアユース、ユースの時からライバル意識は持ってきたので負けるわけにいかない」と臨んだ13年ぶりの横浜ダービー。横浜F・マリノスFW遠藤渓太の今季2ゴール目は「上手じゃないというか、下手くそだと思う」と自認するヘディングシュートで生まれた。一言で言ってしまえば、ラッキーな先制ゴールである。運・不運が大きなウェイトを占めるサッカーという競技性ならではのもの。それまでの試合展開やチームとしての出来に関係のない、それでもスコアを争うサッカーにおいて最も重要なゴールが、試合の流れを大きく変えた。この日の横浜FMは昨季の得点王コンビが揃って負傷交代。後半12分ごろ、まずは2点目をアシストしたばかりのFW仲川輝人が足を引きずりながらベンチに下がると、同25分にはMFマルコス・ジュニオールが左太もも裏を気にしながらピッチに座り込み、担架に乗せられてフィールドを後にした。同27分には得意のドリブルで2人を抜き去ると左からパスを入れ、FWエジガルジュニオの得点をアシスト。五輪代表の森保監督が求める“個の強さ”を見せつけ、左サイドのポジションを争うDF杉岡(鹿島)、MF相馬(名古屋)らに差をつけた。A代表と五輪代表を兼任する横内コーチが視察する前で、後半20分にFW水沼からの右クロスを頭で押し込む。同27分には強引な左サイドの突破からFWエジガル・ジュニオの1年ぶりのJ1での得点を演出した。試合はそのまま横浜FMが攻撃を続けながらハーフタイムを迎えたが、「第2フェーズ」」では横浜FCもまだカウンターから脅威を与えることができていた。ゲームの展開を大きく変えたのが横浜FMの追加点だった。分厚い攻撃を仕掛けた後、仲川輝人のクロスにマルコス・ジュニオールが合わせてあっけなく2点目を奪うと、65分にも水沼宏太のクロスに今度は遠藤渓太が頭で合わせて3点目を奪って横浜FCを突き放した。その後も横浜FCが優位に試合を進めていくが、先にスコアボードを動かしたのはホームの横浜。31分、左サイドからのM・ジュニオールの鋭いクロスが相手のオウンゴールを誘い、幸先良くリードを奪う。前半は横浜の1点リードで終える。その後もペースを握るのは横浜FC。しかし31分、一瞬のチャンスで横浜FMが先制する。左サイドでのスローインから、マルコス・ジュニオールがクロス。これをエジガル・ジュニオが狙うと、古巣対戦の田代の足に当たり、オウンゴールで先手を奪う。横浜FCの布陣は3-5-2。GKは南、3バックは右から星、田代、小林、両ワイドは右にマギーニョ、左に松尾、中盤はアンカーに佐藤、インサイドハーフに松浦、手塚、2トップは一美、斉藤光。両チームともに前節から中3日で迎えた一戦。横浜FMは鹿島戦(●2-4)から4人を入れ替え、DF小池龍太、DF伊藤槙人、FW遠藤渓太と加入後初出場のMF仙頭啓矢が新たに入った。対する横浜FCは川崎F戦(●1-5)から2人を変更。MFマギーニョ、MF手塚康平が起用された。手塚は開幕節の神戸(△1-1)以来の先発となった。75分に、それまで大いに健闘した佐藤に代わって中村俊輔が登場したのである。圧巻の攻撃力でダービーを制した横浜で、1得点・1アシストのハイパフォーマンスを見せたのが、左ウイングで先発フル出場した遠藤渓汰だ。調子が上がらない中でも、自分たちは変わらないサッカーをしていかなければならず、イチから立て直す必要がありました。その意味で調子を取り戻すために重要な一戦だったので、チームとして結果を残すことができて良かったです。残り試合全部勝って、優勝します。さらに65分には、水沼のクロスを遠藤がヘッドで叩き込み、72分にはその遠藤のお膳立てからE・ジュニオがチーム4点目を挙げる。2-0で迎えた後半20分、右サイドを攻め上がったMF水沼宏太の左足クロスにファーサイドから突っ込んだ。「右足で良いクロスを上げているのはいつも見ているけど、まさか左足であんな良いボールが来るとは思わなかった。びっくりした」。完璧なお膳立てされたボールに対し、ドンピシャのミートでネットを揺らした。さらに前半15分、横浜FCはMF松浦拓弥の突破からまたしてもフリーで反応した斉藤が右足シュート。ところがこれもクロスバーに直撃し、先制点は奪えなかった。次々にビッグチャンスをつくった横浜FCだったが、そのまま仕留められないまま前半の飲水タイムを迎えた。序盤は横浜FCのペースに。右サイドからの仕掛けを中心に横浜FMゴールを脅かす。それでも、GK梶川裕嗣を中心にしのぐと、31分に横浜FMが先制。左サイドからマルコス・ジュニオールがクロスを送ると、オウンゴールを誘い、先制点を奪う。この試合、90分という試合時間をいくつかの段階(フェーズ)に分けて考えてみたい。最終的には4対0というスコアになってしまったものの、途中までは拮抗した試合だったからである。2019年の明治安田生命J1リーグを制した横浜F・マリノスも対戦相手の「マリノス対策」に手を焼き、足踏みが続いていた。実際に、開始7分に絶賛売り出し中の18歳FW斉藤光毅が最初の決定機を迎え、前半15分には再び斉藤がバー直撃の惜しいシュートを放っている。ほとんどマンツーマンに近い守備で横浜FM自慢のポゼッションを封じ、攻撃では手数をかけずに背後のスペースを狙う。仮にこの時間帯に横浜FCが先制していれば、試合展開はまったく違ったものになっていた可能性が高い。22日、明治安田生命J1リーグ第6節の横浜F・マリノスvs横浜FCが日産スタジアムで行われ、4-0で横浜FMが勝利した。昇格組ながら格上と見られる相手にも果敢に挑む姿勢は、今季の横浜FCの魅力だ。近い将来の大きな飛躍が期待される斉藤光毅を筆頭に、有望な若手選手も多い。そして、下平隆宏監督も自らの哲学を選手たちに落とし込みながら、勝てるチームを作ろうと意欲的に取り組んでいる。試合会場到着時に行われる『DAZN』のインタビューで、下平監督は言った。手塚は「前半に何度か作ったチャンスをものにできなかったのもそうだし、あとは点が取れなくても、0-0の状態で我慢強く自分たちのやりたいことをやり続ければ、また結果は違ったんじゃないかと思います」と悔やんでいた。横浜FMが8-1で勝利を収めた2007年8月11日以来、13年ぶりにJ1の舞台で実現した横浜ダービーは、あの日と同じようにホーム、横浜FMの大勝に終わった。このダービーマッチでも、横浜FCのMF佐藤謙介、松浦拓弥、手塚康平の3人が、横浜FMの喜田拓也、仙頭啓矢、マルコス・ジュニオールに対して激しいプレッシャーをかけるところからゲームが始まった。ここで、個人々々が頑張って横浜FMのパスを寸断したことによって、こぼれ球を拾う回数が増えてきたのだ。昨季覇者の横浜Mは13年ぶりのダービー戦で横浜FCに4-0で大勝。東京五輪世代のFW遠藤渓太(22)が頭でゴールを決めた。川崎はFW小林悠(32)の2ゴールなどで仙台に3-2で逆転勝ちし、5連勝の勝ち点16で首位を守った。G大阪は1-0で広島を下して3連勝。湘南は鹿島に1-0で競り勝って初勝利を挙げた。またフル出場していたDFティーラトンも試合後、苦しい表情を浮かべながらロッカーに下がり、仲川とともに勝利のセレモニーに参加しなかった。マルコスは元気そうにピッチを一周しており、軽傷とみられるが、この日のメンバーを外れていたFWエリキに加えて離脱の可能性もありそうだ。試行錯誤をしながらプレーしている遠藤と同様、アシストしてくれた水沼のクロスもまさにそうした変化をつけた形からだった。「テルくんならああいうクロスではなく、もっと抜き切らないところから低いクロスが来るし、宏太くんは浮いた球で合わせるのがうまい」。相手の警戒に対して、多様な個性を持つ豊富な選手層で上回っていくビジョンも見えつつある。序盤は横浜FMを相手にマンツーマン戦術に踏み切った横浜FCが一方的に押し込んだ。まずは前半6分、MF佐藤謙介のフィードに抜け出したFW一美和成が右サイドからクロスを送ると、こぼれ球が浮いたところをFW斉藤光毅がボレーシュート。これはGK梶川裕嗣に阻まれたが、12分にも同じ形から斉藤が惜しい形をつくり、梶川を強襲した。ここまで1試合も同じ11人で戦っていないのは計算済みなのか、それとも多少なりとも誤算が含まれているのか。おそらくは両方が正しく、指揮官も「怪我をさせないようにしていく」と方針を明かしている。少なくとも選手全員が出揃っていない現状はベストメンバーの選定が難しい。オフ期間や中断期間の積極的な補強で層は厚くなっているが、現時点でチーム力の最大値は昨季終盤のそれに及ばない。前半の飲水タイム中にライブで更新されるスタッツを見ると、ボール支配率51%の横浜FCがマリノスを上回り、パス数でもマリノスが94本だったのに対して横浜FCは113本。流れは非常に良かった。これで第4節のFC東京戦に続き、先発試合では2試合連発。「ゴールが近かったし、入れって感じ。技術はいらなかったかなと思う」とヘディング自体に手応えはなかったというが、「どんなにいいプレーをしてもシーズンが終わった時に見られるのは結果。チームの結果も大事だけど、自分の結果にもフォーカスしてプレーしている」と、自身の存在を証明するためにも大きなゴールとなった。また、試合前日にMF天野純にアクシデントがあったため、J1初先発のMF仙頭啓矢がぶっつけ本番状態で中盤の一角を担うことに。試合中にはFW仲川輝人が浮かない表情でベンチに下がった。一方、そうした中でもFWエジガル・ジュニオに今季初ゴールが出たのはポジティブだ。来日1年目の昨年も11得点を挙げていたが、ちょうど1年前の7月20日に負った左足関節骨折で長期離脱していたため約1年ぶりのゴール。昨季はエジガルの負傷後にマルコスが得点を量産したが、もし不在の選手が出ても穴を埋める活躍に期待がかかる。昨季王者ながらここまで勝点4と苦戦が続く横浜FM。前節2ゴールのマルコス・ジュニオールやエジガル・ジュニオ、仲川輝人などが先発。また、今季から加わった仙頭啓矢が初スタメンを飾っている。一方の横浜FCは注目の一美和成、斉藤光毅の2トップが揃った。こうして、ゲームのそれぞれの「フェーズ」で試合展開がまったく変わるという興味深い試合となった横浜ダービー。これからも、両者の対決は楽しみにしたい。結果はスコアだけ見れば0-4の大敗だった。現状でマリノスと渡り合う力は足りなかったが、指揮官の考え方は確実にチームに根づいていて、今後に大きな期待を抱かせたのは間違いない。横浜F・マリノスが横浜FCとの13年ぶりの横浜ダービーで大勝し、連敗を2で止めた。マンツーマンマーキングには大きなリスクがある。下平監督もそれは「いい形でボールを奪えれば自分たちにゴールが転がってくるし、入れ替わられれば相手のビッグチャンスになりますし、そういうリスクを負って、今はトライしている」と承知の上だ。明治安田生命J1リーグ第6節が22日に行われ、横浜F・マリノスが横浜FCを4-0で下した。リーグ戦では13年ぶりに実現した横浜ダービーで、昇格組の横浜FCはいかにJ1王者のマリノスに挑み、攻略しようとしたのか。野心的な戦いぶりによって映し出されたのは、両チームの今後への大きな可能性だった。(取材・文:舩木渉)さらに後半27分には、警戒されていた抜き切る形からFWエジガル・ジュニオのゴールをアシストした。「きれいにもっと抜ければ良かったけど、粘って粘って2人を抜き切れたのが分かれ目だった」。理想どおりではなくとも、終わってみれば1ゴール1アシスト。結果にこだわる背番号11が横浜ダービーで輝いた。前節は川崎フロンターレに1-5で敗れたが、その試合で横浜FCは後半に4失点を喫していた。2試合連続で後半の脆さを露呈する結果となり、手塚はJ1トップクラスのチームとの差を実感している。対する横浜FCは、川崎フロンターレを相手に1-5でこちらも大敗。その川崎F戦からはスタメンを2名変更。中山克広、瀬古樹を外し、マギーニョ、手塚康平を起用した。今季の横浜FMはここまで2勝1分3敗の11位。昨季王者に相応しくない位置にとどまっている要因として、守備での高い最終ライン裏を攻略されていることに大きな注目が集まっている一方、遠藤自身は攻撃の勘所とも言えるウイングへの警戒が集まっていることを認識している。後半に入っても、横浜FMの流れは続く。開始直後の相手の圧力を巧みにやりすごすと、56分には仲川のパスにオフサイドラインぎりぎりのタイミングで飛び出したマルコス・Jが決めて2-0。65分には途中出場した水沼の右からクロスに遠藤がヘッドを合わせて3-0。先制、加点、ダメ押しと理想的な展開で勝利をグッと引き寄せた。横浜FCは試合開始からエンジン全開でマリノスの「ハイテンポ」についていこうとしたため消耗が早く、後半になっても「ハイテンポ」な展開で、「ハイインテンシティ」なマリノスのサッカーについていききれなくなってしまった。下部組織出身だけに、ダービーへの思いは人一倍。「生え抜きとしては(ダービーに)負けてはいけないという気持ちは強く持っていた」と、押され気味だった序盤から先頭に立ち、チーム最多のスプリント21回を記録した。2―0の後半20分にはゴール前でフリーになると、「へたくそ」と自認するヘディングで3点目をゲット。同27分にはDF2人に囲まれながらも強行突破し、ダメ押し点を演出した。「(ふたり目)は見えていなかったかもしれない。きれいに抜ければ良かったけど、前半からわりと縦を警戒していたマギーニョ選手がけっこう食いついてきて、自分も追いつかれたかなと思ったけど、そこから粘って」後半はスタートから横浜が攻撃の強度を高め、圧力をかけながら、その流れのなかで追加点をゲット。56分、仲川のパスに、オフサイドラインぎりぎりで飛び出したM・ジュニオールが合わせてネットを揺らす。横浜FMは前半40分にもビッグチャンス。梶川のロングキックが前線に入り、仙頭の浮き球スルーパスが遠藤に通った。ところがここはペナルティエリア外まで果敢に飛び出したGK南雄太がスーパークリア。こぼれ球を拾った仲川のシュートもGK不在のゴールをカバーしていた星に落ち着いて処理された。原因はいくつか考えられるが、ここへきて負傷者が増えてきたのは気がかり。中断期間中にGK朴一圭が右手骨折で、再開初戦でDF實藤友紀が右ハムストリング肉離れで離脱した。さらに前節の鹿島アントラーズ戦でDFチアゴ・マルチンスとFWエリキが負傷したため、横浜FC戦は回避せざるをえなかった。「13シーズンぶり」となったJ1リーグでの横浜ダービー。結果は、4対0で横浜F・マリノスの勝利に終わり、横浜FMが「昨季優勝の貫禄を示した試合」となったわけだが、実際には見どころ満載の面白い試合だった。「マリノスは非常に強い、特徴のあるチームで、まずはハイテンポですし、ハイインテンシティですし、あとはハイラインということで、非常に特徴的。そういうところに呑まれないように、またはそういうところを突いていけるようにやっていきたいと思います」集中力が散漫になっていった時間帯に、クロス対応で後手を踏む場面もあった。無理にオフサイドを取ろうとしてマギーニョが遠藤渓太についていかなかった3失点目のところもそうだ。疲れて少し楽をしたいという気持ちの緩みが出ないよう、改善していかなければならない。「引いて守ったりブロックを作ってやることは、昨年までもそういう形もやっていましたし、できるんですけど、それだと発展がないなと。見ている人たちも、もっとアグレッシブなところ、どちらに勝負が転がるかというのも見たいと思うので、勝ち点1とかをギリギり拾うために引きこもったサッカーより、今はチャレンジして、なるべく選手たちに成功体験を積ませて、(自分たちのサッカーが)できている時間が長くなるようにやっていこうと思っています」2007年以来13年ぶりとなる“横浜ダービー”が行われ、横浜Mが横浜Cを4―0で圧勝した。来年の東京五輪男子サッカー開幕までちょうど1年のこの日、代表入りを狙うMF遠藤渓太(22)が1得点1アシストの活躍で、3試合ぶりの勝利に導いた。
2020…

DAZN. 子供の日5月5日に開催されるチビリンピック。 JA全農杯 全国選抜小学生サッカー大会は、9地域の予選を勝ち抜いた16チームが優勝を目指しま... www.iezo.net .

放送予定.

2019年; 2018年; 2017年; 2016年; 試合観戦ガイド. チビリンピック JA全農杯全国小学生選抜サッカー大会 2019 センアーノ神戸が優勝.

DAZN.
08.15. ¯ç«¶é¦¬ã®äºˆæƒ³ã‚’WEBで公開園田競馬の予想をデイリースポーツオンラインで公開。全レースSP指数付き!阪神タイガースプリント 「明治安田生命J1、横浜M4-0横浜FC」(22日、日産スタジアム) 天皇杯 jfa 全日本サッカー選手権大会 ; afcチャンピオンズリーグ ... 2020年 ; 2019年; 2018年; 2017年 ... 日産スタジアム: 2019/03/26 : キリンチャレンジカップ2019 1-0: ボリビア: ノエビアスタジアム神戸: 2019/06/05: キリンチャレンジカップ2019 0-0: トリニダード・トバゴ: 豊田スタジアム: 2019/06/09: キリ … 昭和電工ドーム大分. 組合せ・結果 . JA全農杯 全国小学生選抜サッカー大会の情報を掲載 - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。

過去の試合結果. AWAY. 日産スタジアム .

Sat 18:30.

【試合結果まとめ(4 0)】2020/7/22(水)19:00KO J1第6節 横浜F・マリノスvs.えふしー@日産スタジアム

試合最新ニュース. 横浜F・マリノス. 練習日程. 最新ニュース、試合速報・結果、スタジアム観戦ガイド、選手ブログ、選手インタビュー、ユース・Jrユース情報など、清水エスパルスに関する情報を提供していきます。 明治安田生命J1リーグ 第10節. 日産スタジアム.

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日産スタジアム杯 2020 結果