したがって、(2)の（　）には、順接を表す接続詞が当てはまります。選択肢のなかでは、「すると」が順接の接続詞です。(2)の文章は、「種に水をやった」ことが原因となり、その順当な結果として「種から芽が出てきた」という意味に考えることができます。この「だから」という単語があることによって、前の文の内容があとの文の内容の理由であることが表されています。その意味で前後の文がつながっています。接続詞は、その意味によっていくつかの種類に分けることができます。したがって、(4)の（　）には、逆接を表す接続詞が当てはまります。選択肢のなかでは、「ところが」が逆接の接続詞です。(4)の文章は、「虫を退治した」のにかかわらず、予想に反して「一匹だけではなかった（虫はもっといた）」という意味に考えることができます。また、接続詞をはさんだ文章の前後の関係から、その接続詞の意味（働き）を確認してみるとよいでしょう。つまり、文中での用法（文がそこで切れるか続くか、どんな語がそのあとに続くか）によって単語の形が変化することはありません。次の各文中の（　）に当てはまる接続詞を後から選び、記号で答えなさい。「めずらしい雲を見つけた」ことが、「写真に撮った」ことの理由になっています。接続詞は前後の文や文節をつなぐ働きをしますが、どのような関係でつながるかは接続詞の表す意味によってちがってきます。(1)の文は、「ごちそうしてもら」ったうえに、さらに付け加えて「おみやげまで」もらったという意味です。(3)の文では、「日本一高い山」の説明としてそのあとに「富士山」が来ていると考えることができます。したがって、(1)の（　）には、累加を表す接続詞が当てはまります。選択肢のなかでは、「それに」が累加の接続詞です。次の各文中の下線部は接続詞である。それぞれの接続詞の働きとして適当なものを後から選び、記号で答えなさい。接続詞のそれぞれの種類とおもな語例は、ぜひ覚えておきましょう。したがって、(3)の（　）には、説明を表す接続詞が当てはまります。選択肢のなかでは、「すなわち」が説明の接続詞です。丸かっこ（　）の前後の内容を手がかりにして、どのような意味の接続詞がそこにうまく当てはまるかを考えます。 活用 かつよう がない 自立語 じりつご で、つねに単独で 接続語 せつぞくご になる。 (例) 黒 または 接続詞 青のペンを使用してください。 (例) がんばって勉強した。 だから 接続詞 、 成績 せいせき が 伸 の びた。 接続詞の性質 接続詞 せつぞくし は、前後の文節や文をつなぐ単語である。.

『また』は、有名な接続詞の一つですね。 前文で紹介した内容に続きがある場合、『また』を使うことで説明することができます。 例文今年のクリスマスケーキが飛ぶように売れるのは、三ツ星シェフが作っているからだ。また、チラシの効果も影響しているようだ。 この例文では、クリスマスケーキが売れる理由を『三ツ星シェフ』『チラシ』のおかげだと紹介しています。 ただ、この二つの情報を続けて書くと見づらくなるため、『また』の接続詞を使って分けることができます。 『また』の意味や使い …

ドイツ語の接続詞und, aberなどいっつも出てくる接続詞たちのポジションに悩むあなたに、シンプルに伝えるための例文を紹介します。undの後の語順、ドイツ語は動詞が2番目だから、undの次に来るのは動詞？この疑問をこの記事で解決します。 接続詞によってフレーズや文同士を繋ぐことにより、前後の関係が作られ、複雑で重層的な内容の文章を作ることができるようになります。そんな接続詞は、文法的に「等位接続詞」と「従位接続詞」に分けられます。以下、具体的にどんな語がそれぞれに分類されるのか、ご紹介します。 「加えて」という言葉を使ったことがありますでしょうか。先に述べた事柄に足して何か事柄を話したい時に使われる言葉でもあります。言葉だけの意味としては「物事を足す」という意味合いが含まれている言葉ではありますが、接続詞としても使われている言葉でもあります。ではこの「加えて」という言葉ですが、このままの使い方で敬語として使う事ができるのでしょうか。相手に不快な思いをなるべく与えたくないものです。言葉遣いの大切さを考えて、この言葉の敬語表現を考えることはコミュ …

ここでは、接続詞の種類と例文を一覧でご紹介していきます。なお、接続助詞や接続的副詞といった別の品詞も含まれますのでご注意ください。なお、接続詞とは、単語または文の頭に接続して、文と文や語と語などの繋がりの関係性を示す品詞の一類です。 接続詞 さらに、そのうえ、加えて （定義） 添加の接続詞。 句と句・文と文を接続します。 前で述べた内容について、ある内容を付け加えて、前で述べた内容と後で述べた内容を合わせて全体的に少し強調したい時に使われます。 これに、接続詞などのつなぎ言葉を加えた文章（例文②）を並べてみる。 【例文①】 大手広告会社、電通の女性社員が長時間労働などを苦に自殺した事件の衝撃は記憶に新しい。その後も回転寿司チェーン店長が働き詰めの結果、心臓性突然死を迎えた事件など、過労死・過労自殺は数限りな� あえて、わざわざ接続詞を使わなくても、文脈で文意を読み取ることができる。学校の先生は教育者であっても表現者ではない。現役で創作活動をしている人はまれである。これは、文法では並列（並べる）や添加（付け加える）の機能を持たせるときに用いる。（接続詞の有無のような、わずかな差異だけで合否が決まることは、実際にはないと思うが）だが、大学入試で受験生が書いた小論文の読者の大学教員はプロの表現者である。教師の仕事は膨大で、大半が創作的な文章とは無関係な書類の作成や会議、生徒指導に追われ、クリエイターとして、孤独に文章と向き合う時間がとれない。小論文の勉強はダメな教師の言うことを聞くより、いい文章をたくさん読みましょう。これに、接続詞などのつなぎ言葉を加えた文章（例文②）を並べてみる。【例文①】は、もし余暇がなく働き続けるとどうなるか、という具体例をいくつか、思いつくまま並べてみた。接続詞を使わないことで、テンポよく、読者は例示した光景を次々と思い浮かべることができる。ところが、学校の教師の言われるまま、この「そして」などの接続詞を使うと、どうなるか。逆接の接続詞「しかし」がまさにそれで、文章の流れをひっくり返す効果があるのだから、いきなり返されると初心者の読者は驚いて混乱する。仕事中にミスが多くなる。働き手が主に男性である場合、家事や介護・育児における女性の負担が増大する。共稼ぎや女性のひとり親の場合もそれ以上に、女性の負担が増大する。家庭の夫婦や親子の関係が悪化する。地域活動ができなくなる。思いつくまま例を挙げたが、生産性の低下、家族の崩壊、地域の連帯の喪失や劣化という言葉でまとめることができる。こうした状態を続けていては、仕事も生活も両方駄目になる。（以下省略）国語の教師のなかには、若いころは文学青年や文学少女として小説家を夢見た人もいるだろう。そんな「殴る」予告のようなものが、接続詞「しかし」の本来の意義になる。私がもし大学入試の合否を決める担当者であったら、断然【例文①】を選ぶ。しかし、文章を書いた経験があるが、現役でいまも文章を書くことで対価を得ている者は多くない。ていうことで、これからも学校の国語教師にどんどん喧嘩を売っていきます。手前味噌になるが、以下に掲載したのは私が書いた入試問題の小論文解答例（例文①）になる。もし、いまこの文章を読まれている方で、学校や塾・予備校の小論文教師がおられるなら、反論をコメント欄に書いてください。「そして」という接続詞にしても、語調や流れで、いったん文章を緩めて次につなげる効果がある。小学校や中学校などの義務教育で「作文は接続詞を使いましょう」と言うのはいい。それでも、こと小論文の指導、ということに限って言えば、国語教師の言うことはおかしなことばかりだ。これは自分が小学校や中学校で習ったことが頭に染みついているから、その癖が抜けずに、高校や塾・予備校で同じ指導をしてしまう。むしろ、接続詞を使うことで、語調がそがれてしまう逆効果をもたらす弊害がある。大手広告会社、電通の女性社員が長時間労働などを苦に自殺した事件の衝撃は記憶に新しい。その後も回転寿司チェーン店長が働き詰めの結果、心臓性突然死を迎えた事件など、過労死・過労自殺は数限りない。休みなく働き続けた結果がこのような悲惨な事件となって現われる。一番起きてはいけないバットエンドの事例以外にも、もし余暇がなく働き続けるとどうなるかを以下で考えてみたい。ところが、【例文②】では、接続詞で寸断されて、文章のリズムが悪く、もたもたした印象を受ける。このブログは大学入試小論文の基礎から発展まで、受験生に書き方を伝えるために書いている。たくさん使わせることで、接続詞の用い方を覚え、慣れてもらうという教育的配慮から、このような指導が為されているのだろう。たとえば、「小論文では接続詞を使いましょう」という指導がある。大学入試小論文の書き方を解説します。原稿用紙の使い方から小論文の基礎を講義します。合計２４回で完成をめざします。そのあとの発展・応用編と学部別対策は「アメーバリキュー」の有料記事で掲載を予定していますので合わせてご利用をお願いします。表現者として文章を書いていると、自分が習った学校の教師の言うことが当てにならないことに気づいた。だから、一方的に学校の教師を責めることはできないのは承知している。なんでも、かんでも添加するときには「そして」だと、なんだか小学生の書いた作文になってしまう。しかし、高校や塾・予備校でも小論文担当の教師が添削で接続詞を入れてくるケースがある。ちなみに、いま、私が書いているこの文章でも、接続詞が多く使われている。そこのところがわからないで、ダメな添削者は、接続詞をやたら入れてくる。それなのに、（小中）学校の教師が添削する際に、なぜ、【例文①】の文章に赤を入れて【例文②】のように直させるかというと、最初に書いたように接続詞の使用法を覚えさせるという教育的配慮と、初心者の読者に文意をわかりやすく伝えるための効果をもたせるという２つの理由があるからだ。小学校の授業の作文で、接続詞の使い方を習った。課題の文章を書いて、接続詞の使い方を直されたり、接続詞を赤で入れられたりしたことがある。

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